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業務内容Work

文化・ヒューマン政策

「文化・ヒューマン政策」業務とは

 沖縄を特徴づけるのは”歴史文化であり人である”と私たちは考えます。
 沖縄の歴史文化の源泉は“琉球王国”にあると言っても過言ではないでしょう。首里城の復元整備に携わってきた私たちは、現在も継続的に業務を行っています。沖縄が沖縄であり続けるための記憶の仲立ちをすることが、私たちの務めだと自負し、歴史文化と結びついた地域の活性化、交流拠点の形成、観光振興のあり方など地域づくりのスペシャリストたらんと努力しています。
 “楽しく元気に”は地域づくりの目標であると同時に、日々の生活の要でもあります。人に関わる福祉、健康、教育、人材育成などの施策の立案、調査、計画策定など私たちが行ってきた業務は、究極のところは、楽しく元気に生活できる環境を整えることだと考えます。しかし、今後それを実現するためには、行政の努力だけでなく、地域の人的ネットワークを構築・活用し、ユイマール(相互扶助)精神を回復させる必要があります。私たちは人と人とをつなげあう仕事を目指します。

国宝・琉球国王「王冠」複製品作成業務委託

発注機関:
那覇市歴史博物館
実施時期:
平成24年8月〜平成26年3月
業務の概要:
 那覇市歴史博物館では、国宝・玉冠(たまのおかんむり)の特別展示を年2回(通算30日以内)行っているが、見る機会が少なくて残念という声が多いことから、より多くの方々に見ていただけるよう展示公開の機会を増やすため、玉冠の複製品を作成した。
 複製品の作成については伝統工芸の本場である京都にて行い、作成方法の検討や作成中の監修については専門家で構成する複製品製作委員会を設置して行った。なお、展示用とは別に教育用として、実際に触る・持つ・かぶる、といったことが体感できる複製品も併せて作成した。
国宝・琉球国王「王冠」複製品作成業務委託

写真は、作成した複製品

今帰仁城跡附シイナ城跡保存管理計画策定業務

発注機関:
今帰仁村
実施時期:
平成22年6月〜平成23年3月
業務の概要:
 今帰仁城跡は美しい曲線を描く雄大な石積みで知られる、沖縄の代表的なグスクのひとつであり、世界遺産にも登録されている。城郭本体は復帰とともに国の史跡に指定されていたが、近年の追加指定により、史跡範囲が拡大した。本業務は、これを機に保存管理計画を全面的に改めるための検討を行うものである。貴重な文化財を後世に伝えるためには、保護や修復はもちろん、人々の理解を深めるための整備や活用といったことも不可欠である。かつ、文化財の保存や整備は長期にわたるため、それらについてしっかりした方針をたてる必要がある。
 平成22年度には条件整理や資源カルテの作成を行い、さらに23年度も継続して保存管理計画の素案作成業務を行っているところである。
今帰仁城跡

写真は、今帰仁城跡

埋蔵文化財保護基本マニュアル導入調査業務

発注機関:
宜野湾市
実施時期:
平成16年〜17年度
業務の概要:
 普天間飛行場の跡地利用計画の促進及び円滑化等に向けて、埋蔵文化財の分布状況と遺跡内容を詳細に把握し、詳細分布調査の効率的な実施に反映させるためには「埋蔵文化財の保護に向けた基本マニュアル」を導入する必要がある。そのため本業務では、平成16年度には、有識者による重要遺跡検討委員会(3回)と重要度評価専門部会(6回)を開き、埋蔵文化財の保護整備事業の基本的・総合的な方向性を定める『重要遺跡保存整備基本構想(素案)』を作成した。平成17年度には同基本構想を策定し、また「重要遺跡の評価・選別基準(案)」及び「近世遺跡の取扱い指針(案)」を作成し、埋蔵文化財調査の進捗状況を踏まえた「重要遺跡の追加選別」作業を実施した。
埋蔵文化財保護基本マニュアル導入調査業務

図面は、「基本構想図(ハード)」(上)と「基本構想図(ソフト)」(下)

石碑復元設計・施工監理委託業務

発注機関:
那覇市市民文化部歴史資料室
実施時期:
平成17年11月〜平成18年3月
業務の概要:
 那覇市世界遺産周辺整備事業として行われた石碑復元整備事業。平成15年度には那覇市内の悉皆調査を行い、平成16年度は2基(重修天女橋碑記、重修金城橋碑文)、平成17年度は1基(国王頌徳碑<かたのはなの碑>)設計・施工監理を担当した。設計にあたっては、有識者の監修の下、原碑や拓本の実測、写真や絵図の解析作業を経て、具体的な形状や文字配置を決定した。現在、那覇市首里地域に同事業で復元された石碑が建っている。
石碑復元設計・施工監理委託業務