アラマハイナコンドホテル&オキナワハナサキマルシェ
2019 ホテル・観光
「暮らすようにリゾートを楽しむ」というクライアントのコンセプトを踏まえた 100 室のホテルに商業施設を併せて整備することで、デスティネーションとしての性格を持つ施設を目指した。商業施設群の中では視界を豊かに変化させ、来訪者が絵になるシーンを展開させるために、建物配置にズレやスキマを計画し、床レベルや手すりなどの高さを変化させている。また、 ブリッジや水景を伴う大階段を中心に回遊性を高めるような配置とし、商業施設の賑わいが前面道路に溢れ出すような演出につなげた。 ホテルでは、正面玄関の瀬底島が望めるシーンに始まり、客室、レストラン、プール、大浴場に至るまで全てオーシャンビューを確保している。 全体的にエッジが効いた白い建物は光と影を印象付けるが、 夕暮れになると、夕焼けの色温度を標準とするライティングで、 落ち着いたリゾートの上質な空間を醸し出している。