コザ信用金庫新本店

2015 庁舎・オフィス

沖縄市を拠点とする信用金庫の本店·本部ビル建替プロジェクト。創立60周年の節目を契機に、これからの100周年を見据えた施設計画を目指した。

機能面ではBCP(事業継続計画)にもとづき、災害に強く安心·安心な構造とライフラインの整備(免震構造、二回線受電、非常用発電設備、防災WC等)を骨格としながらも、人と環境にやさしい施設性能(環境負荷低減、高効率設備、自然エネルギー利用設備など)を備えている。

地域に対しては、一部施設の開放、災害時一時避難所の提供、地元工芸品展示室の整備など、これまで以上に地域に寄り添い、支援するための工夫を試みている。

国道330号沿線で「コザ」の街のランドマークとなるよう、これからのコザの新しい都市景観づくりにも努めた。