ネイチャーみらい館
2008 文化・教育施設
ネイチャーみらい館は金武町が進める「ふるさとづくり整備事業」の一環であり、地域特有の豊かな自然、文化を体験できる施設です。
施設周辺には、マングローブが群生する億首川や様々な野鳥が飛来する水田風景が広がっており、施設ではカヌー体験をはじめとする自然体験、三線や紅型等の文化体験がプログラムとして用意されています。
当施設はそれらのプログラムを実施する場であり、さらに来館者と地域の人々が交流する場として計画しました。
周囲の自然に溶け込むよう平屋建ての分棟とする事でスケールダウンを図り、機能の異なる各施設を中央の広場を囲むように配置し、施設全体としてのつながりを持たせました。加えて、赤瓦や雨端(あまはじ)の空間により沖縄の原風景を意識した建物にしました。