南部水道企業団新庁舎

本施設は八重瀬町の道路改良事業に伴う敷地移転のために改築された新庁舎です。

設計上のテーマは「全ての人が容易に利用できる親しみやすい施設」と「環境に配慮した施設」の２つを柱として計画しました。

親しみやすい施設として、地域住民とのコミュニケーションスペースに利用できる、広くて吹抜けを有するエントランスホールを設け、カーテンウォールサッシを採用することにより、明るく開放的な空間としました。

環境への配慮として、トイレ洗浄・散水等への雨水利用や、屋上緑化・外壁のダブルスキン採用による熱負荷対策、ＬＥＤ照明・氷蓄熱空調方式の採用等による電気使用量の削減に考慮しました。