沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター

2003 庁舎・オフィス

沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターは、産学官連携による健康バイオ等に特化した研究及び実証開発を行うことにより、その成果が沖縄県において魅力ある製品開発や付加価値の高い新たな産業創出に繋がる拠点を目指し建設計画されました。

施設は、機能・動線を明瞭にするため中庭を取り囲むように「管理棟」「研究棟」「実証等」の3棟から構成されており、「管理棟」はTTCやOITCと機能的な連携をとることにより、会議室や研修室を小規模なものにとどめ、試作品の展示・企業間の打ち合わせ等が行える空間を充実させています。「研究棟」は機能性とリラクゼイションに留意し、研究室(レンタルラボ)、クリーンルーム等の共用施設、休憩ラウンジを利用性に配慮した位置に計画しています。また、「実証棟」は加工、抽出、培養の多種な実証試験が行えるようフレキシブルな空間構成とするとともに、汚染エリア、非汚染エリアを明確に区分できるような計画としております。