沖縄整肢療護園

那覇市寄宮の住居地域に建つ、障がい児（者）のための福祉施設の解体・増築工事です。

エントランス車寄せは時間のかかる利用者の乗降に配慮して、雨天時でも保護者の負担にならないよう深い庇を設けました。その中央には自然光を導くガラスブロックのトップライトを採用し、明るいエントランス空間を創り出しました。

各階は既存施設に連結させた利便性の高い動線計画とし、病棟から景観を望める休憩テラスを設けました。

敷地境界は光と風が通うフェンスとし、近隣公園の樹木に合わせサクラや草花の植樹により敷地内の環境整備を行い、地域に開かれた緑あふれる施設を実現しました。

※2014年4月、沖縄南部療育医療センターに改名。