首里城復興関連プロジェクト
2020 公園・みどり・景観
2019年10月31日、首里城正殿を含む建物8棟が焼損した。国及び県、指定管理者である沖縄美ら島財団では、焼失した建物の復元及び美術工芸品の修復、段階的な公開といった復興への取組を進めており、弊社も複数の関連プロジェクトに携わっている。
沖縄県の「首里城復興基本方針」(2020年3月)及び「首里城復興基本計画」(2021年3月)の策定においては、首里城公園の更なる魅力向上、「新・首里杜構想」による歴史まちづくりの推進、琉球文化ルネサンス等といった県の施策検討に関する資料作成や委員会運営等の支援を実施した。また、城郭内(国営公園区域)だけでなく、城郭外(県営公園区域)を含めた公園の魅力向上を図るため、公園の利用運営や中城御殿跡地の整備に関する必要な課題等を検討した。
一方、被災した美術工芸品については、今後の適切な保存を図るため、被災状況調査や今後の修復管理計画等を作成し、有識者による委員会で今後の方向性や課題について検討した。